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日間賀島のキャンプ

キャンプが無事に終わりました*みんな楽しく帰れてホッとしています。ハチャ目茶なキャンプでしたが、皆自然を満喫し、開放感に溢れて生き生きとしていました。また、写真をこのH・Pで紹介致します。風呂場の写真が検閲に引っかからないか?コーチや私の信用を失ってしまうのではないかと心配です!笑 元々威厳はありませんから自然体で行きます。

フェリーに興奮

みんなフェリーに乗船しますとハイテンションになり、目がキラキラしていました。連れて来て良かったなあ*と思いました。興奮状態で息が弾んでいるのが分かりました。島に到着しますと、「やごべいホテル」のご主人さんと女将さんが笑顔で出迎えてくれました。「よく来たね!」と言う気持ち?形式ではない温かい出迎えを受け、心が豊かになりました。子供達を見る目に優しい想いを感じました*昼ご飯にタコカレーを頂き、美味しいことと、きっと珍しかったのでしょう!御代わりを次々としていました。

ビーチサッカー

お昼を頂き、皆でビーチに出発です!歌を唄い始める子ども達や、仲間と肩を組んで意味のないギャグや、掛け声を発する子供達を見て、「人間同士のふれあい」「生きる喜び」を味わっているのだなあ*そう感じました。ペンギンと一緒で色々な子がいます。

裸足の喜び 

砂浜に着き、私が、「さあ!みんな靴と靴下を脱いで裸足になろう*」そう言いますと、「えっ~!」と声を上げましたが、私を見ていたのでしょうね?もう脱ぎ始めていました!ハハハ  砂浜に下りると、「気持ちいい*」を連発していました。人間の本能が蘇っている様に感じた。 ビーチサッカーを始めますと、ハッスルプレーの連続です。砂浜って良いですね* でも、ボールが海に入ってしまい、コーチや一部の子供達もびしょ濡れになりました。コーチがコーチに倒され、頭の天辺まで浸かっていました!!! ルビコン川ではありませんが、人間はある一線を越えてしまいますと、人生観が変わる?イヤ、人間性が一変します。もう破れかぶれで何度も海に突入していました。コーチは水着ですか? 大丈夫ですか?笑

釣りの楽しみ方は色々  

ビーチサッカーの後、釣りをしました。サンゴを釣る人!友達を釣る人!皆、返し針の付いた釣り針に四苦八苦していました。竿で海面を叩きながら釣る子供?リールもないのに投げ釣りの様に釣る子供!ロープを釣って大物と勘違いしている子供*私が餌の付け方や注意事項を最初に伝え教えましたが、しかし、どうしてもゴカイに触れない子も数名いました。子供同士で助け合っていましたね!確かにゴカイはグロテスクです!知らないモノや初めて触るモノに対して人間は確かに恐れます。しかし、実際に見て触り知れば安心する?人間は自分で知らなければ本質は解りません。大人を含め、あらゆる物事を誤解したまま知らないで終ってしまう事も、きっと多いのではないでしょうか?ゴカイも誤解です。あの人たちも一生懸命生きています。その命を奪い釣りをさせて貰っているのです。そこを感じられれば釣りをする意義もあるのでしょう!犬やネコを飼うのは、子供の情操教育の為だ!とも言われます。確かにその一面?意味はあるのでしょうが、どうしても人間優位?本位になりがちになるのです。自分の思い通りに動物が言うことを聞かなければ虐待もしますよね*情操教育は、動物を飼うことだけではない!普段の食事の時や、こんな釣りをする時などに少し大人が手を掛けてあげられれば、自然の情操教育となると思います。ゴカイの姿は決して美しくはないのかも知れません*解らなくもありませんが、毒はありませんから、少しでも慣れて命に感謝しながら付けられる様になればと願います。以前、卒業生達と乗合船に乗って釣りをしましたが、丁度運の悪いことに「鯖」の時期でした。何故、運が悪いのかと申しますと、鯖は血抜きをしないとイケナイからです。首を折って血抜きをします*私は可哀想で、何時も目を瞑って行います。拝んでから行うこともあります。でも、次々と生徒達が釣るものですから、全部私にお鉢が回って来るのでした!皆は私のその様子が可笑しいのでしょう? 最初は笑っていましたが、段々気持ちが通じたと見えて、何も言わなくなりました。人間は勝手ですよね*どうせクーラーの中で凍死させてしまうのに、手法が違うだけで結果は同じです。でも私は出来れば首は折りたくないです。鯖さんは止めた方が良いのかも知れません。話が脱線しました!元に戻します。 藻の様な海草を釣った子供から、「これどうしよう?」と聞くものですから、私は、「海草は海に返そう?」と言うと、呆れてヤケクソになって投げていました。でも中には、ノチと言うメバルの仲間の魚が釣れてビックリ!メバルよりも高級魚なのですよ*結構良いサイズでした。これもH・Pの写真で紹介します。

アリの猪木(命)と陽水さん?

ゴカイの話をしていましたら、思い出した話があります。少しご紹介させて下さい。家庭的な男ではない猪木さんが、ある時珍しくご子息と公園で遊んでいました。すると息子さんが、面白がって蟻を踏み潰し始めたそうなのです。それを見ていた猪木さんは怒るのでなく、こう諭しました。「なあ~アリだって一生懸命生きているんだ*分かるだろう*」そう言うと、息子さんは踏み潰すことを止めたそうです。ある昆虫写真家は、こんなことをおっしゃっていました。「昆虫には子供の残酷さを許すモノがある」と・・・ 確かにその部分はあるのでしょう?私も幼少の時に、蝉を沢山捕って来て虫籠に入れ、翌朝見ると全員死んでしまっていました*そのセミの姿を見て絶句し、何とも言えない気持ちになったことを今もしっかり覚えています。アリも生きている。セミも生きている。 陽水さんの歌で、「たいくつ」と言う歌があります。その詩の中で、「アリが死んでいる~角砂糖の側で~笑いたい気もする~当たり前過ぎて~*」 深い詩です。 そう言えば私は、猪木さんや、陽水さんの書いた字が独特で好きなんですよねえ~私って変でしょうか?猪木さんの字は漢字が好きで、陽水さんのは平仮名が素晴らしい*特に「な」と「の」の字が・・・私の字も独特ですが、汚いだけです!撥ね無くても良い所を跳ね! また撥ね過ぎます。よく男の顔は履歴書だと言われますが、字はその人の生き方を表すモノだと感じています。 何時も想いを込めて書かないといけませんね!難しい*

夕食は美味しい 

クラウドのキャンプは、4食付きで宿泊させて頂いています。一名参加は、20,000円、兄弟なら、15,000円という高額なお金を頂き、何時も申し訳なく思っています。本当は、お母さんの手作り弁当が一番良いと思っていますが、でも時代の流れからなのか分かりませんが?お父さんしか居ない子供達もいます。ある子の弁当がコンビニの「おにぎり」だったことを知り、私は胸が熱くなってしまった経験から、ホテルや旅館の方々にお願いをして、4食にして貰う様になりました。当然、宿泊の金額は高くなるのですが、子供の為ですから出来るだけのことをしてあげたいと考えています。少し運営費を稼ごうとして、卑しいことを考えるよりも、大きな意義があると思っています*皆で同じ物を、同じ様に食べる!今は、とても良いことだと感じる*私に尿簿?叱られますね!パソコンで打ったら、こんな字になってしまいました*女房でも居れば作らせ、子供に食べて貰うのですが、居ませんから出来ない*私も料理は全く出来ません*作ったとしても、きっと不味くて食中毒にさせてしまうのが落ちです。そう言えば、優しいお母さんから、きっと先生達は独身だからと、私達の分までお弁当を作って下さったこともありましたね*今でも本当に感謝しています。ありがとうございました。その優しいお気持ちの分、是非子供達にお返ししたいです。

食事

「頂きます*」の前に、必ず私の話を子供達に聞いて貰っています。命を奪って、人間の命が繋がっていること*沢山の手間隙が掛かって作られていることなどの話です。神妙に聞いてくれました。女将さん達が心を込めていることが伝わっていれば嬉しいことです*みんな手作りでした。その中でも、海老のかき揚げは最高に美味しかったです!そして、子供が釣った魚を、ご主人が煮付けて下さいました。優しいご主人です。 ありがとうございました。二人の子供は大切そうに食べていた*自分で釣った魚は、どんな魚よりも美味しいのです。今の時代、本当に「有り難く」魚を食べられるって、とても貴重なことだと思われませんか?釣りキャンプならではですね!コンビニで売られているオニギリや機械で作られた物には想いは入ってない*

女湯で入浴!

皆が一緒に風呂に入れる様、女将さんが女湯も使って良いとおっしゃって下さいました。それを聞いた皆は、女湯に入りたくない!と言っていました。私が、「先生は、一人でも女湯に入るよ*」と言うと、エロだとか!キモイ!変態!などのブーイングの嵐でした。でも、半数の子が女湯に入っていましたよ!言っていることと遣っていることが違うのは、大人も子供も一緒ですね?笑 そうしたら、露天風呂の仕切りを挟んで、水の掛け合いが始まり、戦争が勃発してしまいました!女湯と男湯の争いです。醜い*水だけだと思っていましたが、桶まで飛んで来ました!風も吹いていないのに桶屋が大変!いくら寛容な私でもそれはイカン!と叱りました。 一部の生徒たちが、何故か女性用のキャップを頭に被り、バスタオルを胸まで巻いて入って来てドッキリしました。 女湯で女装ですか?笑 頭は大丈夫ですか!

真夜中のパーティー

子供たちがヒソヒソ話をしていました!「夜の12時にパーティーをするぞ*」と!☠ 私は聞かなかった振りをしていました。でも12時に本当に集まり、ドンちゃん騒ぎを始めたのです。最悪です*しかし、ホテルは貸し切りですから、大目に見てあげよう!そんなことを考えつつ隣の部屋で何時しか眠ってしまいました。後で聞くと、夜中の4時くらいまで宴会は続いたそうです!☠ アチャ~ 子供たちが帰りのバスを降りたらフラフラしていたと、お母さんから教えられ申し訳なく思いました。 でも、きっと良い思い出となったでしょう*シンデレラは、死ンデレラ!

女将さんや仲居さんのお話

初日の日に海から戻りますと、女将さんと仲居さんが心配そうにして、私を玄関で待っていました!私に、「足を怪我した子は大丈夫でしたか?」と聞かれたのです。「ああ!ビーチサッカーをしていましたら、貝殻で少し足を切りましたが、海で消毒して洗いましたよ*大丈夫、大丈夫です!大したことはありません*自然の海水は万能薬*」と答えました。すると、キャハハとお笑いになり、「今時、先生の様な人も居るのねえ?珍しい!今は些細な怪我でも大変な事になるんですよ!救急車を呼んで欲しいとか、病院は何処か?何て大騒ぎです。だから私達も過敏に反応する様になってしまった*長野県の小学校やクラブ、少林寺、空手の武道すら変わらない。」と、安心した表情を浮かべられ笑顔で教えて下さいました。管理責任云々と、よく叫ばれますが、両面を観なければいけませんよね*管理し過ぎれば子供たちの自由を奪ってしまいます。自然の中、心が地球に向かって?イヤ、宇宙に向かって解放されなければ、何の為に来たのか分かりません。日本の世の中は、安心安全ばかりです?

お金の価値 

そんなこともありましたが翌朝になると、またフロントで女将さんと仲居さんが不安そうに私を待っていました?今度は何かな?と思いましたら、ホテル前のコンビニのおじさんが、朝ホテルに来られて、「子供たちが夜沢山お菓子やジュースを買いに来たけど大丈夫か?」と言われたそうなのです!どうも学校関係や他のクラブでは絶対に許されていないことらしい*色々なご事情からなのでしょう?想像は出来ます。でもクラウドは違う考え方です。私は、こう説明申し上げました。「このクラブでは、お金は自由に使って良いことにしています。親元を離れ遊びに来ているのに、自由にお金が使えない何て悲しい*楽しみは沢山あった方が良い!きっと楽しみながら自分なりに考え、感じて使うことでしょう*沢山使ってしまい後悔することも必要です。何も経験しないで善悪の判断は難しい?保護者さんが一生懸命に働いてくれたお金を使う大切さや、お金が使える喜び!働かなければ、その喜びは味わえないこと!」などなど・・・例え、もし財布を失くしたことがあったとしても、それすら良い経験として捉えます。自身を必ず顧みますから!クラウドでは、子供が財布を失くした時は、私が全部ホローします。大したことではありません。でも残念なことに数年前、そのことに対して苦情の電話を頂いたり、十数カ条の質問状をメールで送られこともありました。「何故先生が管理しないのだ!」と・・・善意が善意で伝わらないこともありますね!本当に残念です*しかし子供は、ちゃんと分かっています。目を観れば分かる。失くしても泣いていませんでした。私が言う一言一言を頷いて聞き入れ素直に、「ありがとう*」と言っていましたから***その後、お辞め頂くこととなってしまいましたが仕方がありません。信頼関係が無い?保てない中で子供は育めませんから*でも私の信念は揺るぎません。悪いことが起こるのは、仕方がないことです。ではその悪いことを、どう捉え?考え?何を感じ?どの様に活かすのか!何時もそこに着目したいものです*

キャンプの意義

時々、保護者様から、「キャンプで試合や練習をしないのですか?」何て言う質問を受けます。そのご質問に対して私は何時も、こうお答えするのです。「クラウドキャンプの目的は、感性を育むことや、人の繋がり?社会性を養う目的で行くものですから、敢えて練習らしい練習は致しません。」 すると、「そうなんですか?」と、残念そうな表情浮かべられるのです?「な~んだ!遊びか?」とのお気持ちが伝わり感じ受けます*有名クラブでは、キャンプと言えば、必ず練習や遠征試合を意味していまして、4万円~5万円の参加費を徴収することをお聞きしていますが、きっと塾と同様に、高いお金を支払ってでも、そこに高い価値があると思われているのでしょう?それも一つの考え方ですね!否定致しませんが、素朴に思いますのは、では普段の練習は何の為にしているのでしょうか?場所が変われば特別良い効果が出る???「そんなことはね~だろう!」失礼しました*私ではありません。私の中の猪木さんが申しております!笑 稼ぎたいからと言うクラブ側の思いと、お金を出す以上成果?結果が欲しい保護者さんの思惑が見え隠れします。言が過ぎましたらご容赦ください。他のクラブのことですから止めておきます。クラウドの考え方を述べさせて頂いた方が前向きですね*自然の中に行けば危険が一杯あります。それと同じくらい新しく楽しい発見もある!普段の練習をしていては、「勿体ない」のです*ツルツル滑るような岩場などの歩き難い所で、足の微妙な感覚や平衡感覚が磨かれます。また、木の枝が出ていたりする為に、周りに注意を払う様になる!目に見えない危険も察知し様とするのです。自然が教えてくれます。こんな素晴らしい練習が他にあるのでしょうか?だから自然は素晴らしい!先生の中の先生です。何かに触れて感じたことは誰にも奪うことの出来ない財産になると思います。スキーに行ってバランス感覚を養い、海で素足の感覚を磨き、釣りをして指先の精妙な操作性を学びながら命の多様性を知る*そして、皆助け合って仲間の大切さを肌で感じることでしょう*それが、「クラウドキャンプ」なのです。

先生達との本気の遊び

子供達は、コーチが本気なのか?本気ではないかは、直ぐに見抜きます。素晴らしい能力です!言い換えれば、このコーチは、本当に子供が好きか?子供が嫌いかも同様に見抜いてしまいます。だから嘘何て通じません。ただ体力的に勝てないから従うだけです。大人も誤魔化しますが、子供だって誤魔化せるのです!だから何時も全力でぶつからなくてはいけない*少し善い大人を演じても既にバレている!沖縄では、こんな諺があるとお聞きしたことがありました。それは、「誰かがある店で話したことは、もう店を出る時には、その人の正体がバレている!」そんな意味だったと思います。「自分を謳う」との意味は、「自慢する」と言うことなのですが、子供と接する時は、本当に気を付けなければいけません。子供相手だからといって、自分を大きく見せ、知ったか振りをしたり、小さな栄光などを、然も大きなことを成し遂げた様に威張っても、大多数の子供には観えている。しかし、信じた子供は本気にして他の子に話すと、子供同士の関係に大きな誤解や害を及ぼします*関係のないところで関係する?正直に正直に恥ずかしくても正直に成れるでしょうか?私は・・・その点、今の内のスタッフは偉いと感じます*私の様に穢れていません。子供達と本気で遊ぶ姿を観てそう感じました*ありがとう 
           
 喜びとは、本気になってこそ生まれるモノなのでしょう!


悲しい笑顔

私達を本当によくお世話して頂いた仲居さんのお話を紹介致します。以前から、何度も卒業生達共々お世話になっているものですから、顔を覚えて下さっています。その仲居さんが私に、こんなことをおっしゃって下さいました。「あなたは、良いわねえ*卒業した子供達と今でも付き合いがあるなんて*私達も、この島で教えて頂いた学校の先生とは、今でもお付き合いが続いているのよ!本当に何時までも先生と生徒の関係のままなの*今でも、「先生!」と言って家に遊び行く*子供の時に受けた愛情は消えることがないわ!でも今の若い人は、島の外からお嫁さんを連れて帰って来るでしょう*その都会のお嫁さんは、学校で少し何か気に入らないことがあると直ぐに教育委員会に文句を言って行くから、先生達も変わらざる得ないですって*子供が!子供がって親は言うけど、「私の子供が?」とは結局、「私が」なのよね!!!悲しいわ・・・ 私は昔の先生と今でも一緒で幸せ*
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