教えるとはどういうことなのか？

これは難しいテーマです


人々の「教える」あるいは「教えてもらう」
ということの意味？定義の捉え方は様々でしょうね


ある校長先生が引退なさる時、
「教えることは難しいものです
未だどういうことなのかと思い悩んでいます」
と言われて定年退職されてゆきました


善い大人や成熟したコーチは、
何か子供たちに質問されても、
直ぐに答えは言わないと思います

直ぐ、答えを言ってしまう人は、
どこかで「俺はあんたたちの知らないことを知ってるんだぞ」
と、先生ぶって優越感に浸るのでしょう？

その答えが本当に正しいのなら、
まだ良いのですが、そうでないことも沢山あります

人間世界の中で、そんな明確なものなんて極僅かですからね


勉強やスポーツの技術を教えるというものは、
やり方を教えるのではなく、
自分で出来たと感じさせることが重要だと思います

その為には、コーチ自身が試行錯誤して工夫するのです

本で読んだことや、自分が体験したことだけでは足りない




もうひとつ「教える」ということで明確に重要なことは、
「あいさつ」と「礼儀」「謙虚」「思いやり」の部分だと思います

あいさつは基本中の基本
それも「元気にあいさつ」が出来るか？
で人生が大いに変わってくることになってしまうので、
特に気を付けなければいけません


今学校では、朝早くから校長先生が肛門に立ち、
間違えました！肛門ではなく、校門＊笑
先に校長先生からあいさつをして、
気だるそうに生徒たちが仕方なく挨拶を返すという、
まったく間違った「あいさつ」を教えちゃっています



人は人で変わります

特に初対面の


あまり面白くないので止めときます！笑



私たちは「子供にスポーツを教える」という専門職

だから出来て当たり前です

ただサッカーが出来るから「教えられる」

そんな簡単なものではない

それがまかり通るから、みんな成長がない