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1980年9月に発行された本

今更ですが、読んでいます

流行を追わない私の性格が、
直ぐに読む気にはさせなかったのか?

または家族のことが書かれていることを知っているからか?

本なんて読まなくても百恵さんは百恵さんに変わりないと思ったのか?

ミーハーではない私だからか?

人の内側なんて知らない方がイイと思ったか?

人様の内情を興味本位で知ろうとするのは卑しいと考えたのか?

分かりません

今読んでいます

読んでいると、
百恵さんの、あの笑顔、あの目の奥に見えたものが鮮明に見えてきました

また百恵さんの「考え方」にも共感したし、
失礼ですが、
私と同じ様な生き方の部分にも少し触れてうれしく思いました

抜粋して書きます


https://youtu.be/UtyrLfqm88Q


              「蒼い時」

横須賀

誰かがこの名前をつぶやいただけで
胸をしめつけられるような懐かしさを覚える

私はあの街で生まれたわけではない
小学校二年生から中学の二年までの6年間を過ごしただけなのに
この想いは一体何だろう

恋焦がれる人を想う気持ちとは違う

人が故郷を想う気持ちとも違う



私自身が、いつ、どこで、どんな風に生まれたのかを、
私は知らない

世間一般の親子の様に、母親が子供に向かって
「お前が生まれた時はね・・・」といった話をされた記憶がない
それを私が尋ねた記憶も・・・ない


病院で生まれたのか?アパートなのか?
助産婦さんなのか、医者なのか、難産か、安産か、
誰かが喜んでくれたのか?
それとも厄介な存在として生まれたのか?

そして何より父と母は、いつ、どんな形でめぐり逢って、
恋愛をして、一緒になったのか?

私を生むにあたって、
籍が入っていないということでのためらいはなかったのか?

周囲の反応はどうだったか?
母は父のどの言葉を信じ、何を頼りにしていたのか

母は父を愛していたのだろうか?

私は何も知らなかった

思い切って母に尋ねてみた
「お父さんのことを書くけど・・・」

「お父さんの何を?」

「私から見た色々な・・・」

「あなたにとってと、お母さんにとってとは違うのよ」・・・・

「あなたたちには、悪い父親には映ってないでしょう?」

母は私を見なかった

伏し目がちな母の横顔には、僅かだが怯えに似たものが感じられた

私は言葉を失った
もうすでに過去になっている筈だと思っていた父が、
憎悪の対象だとばかり思っていた父が、
未だにいくらかの光を放って母の中に生きている

娘のかかわり知らぬところで母の女が息づいている

母の歴史 
時が流れたというのに消化されていない
母の中の血の通った女の歴史

私は動揺した

母は父にとって唯一無二の女ではなかった
父と母は夫婦関係ではなかった

父には家庭があり、子供もいた
母を愛し始めた時
父は母の父に「責任を持ってキチンとします」
と明言したという


だが戸籍の上には「認知」という二文字が置かれている

私がそれを知ったのは高校へ入学して直ぐだった
すでにその頃、芸能界で仕事をしていた私のゴシップとして、
週刊誌が戸籍謄本を「出生の秘密」と題して掲載したのである

事実を知らされても私は驚かなかった



https://youtu.be/wD5EbhSUgXI



ヤスユキ


一先ずここまでで切ります 長いですから
ここまでで僅か16ページです
いきなり家族の話でした!

やっぱり予想していた通りの展開でした
この先は、もっともっと生々しくなります


猪木さんは、いつも男女の問題?不倫とか、浮気のことが、
世間で騒がれ非難されていますと、
こう言います

「男と女のことは仕方がないじゃないか」と・・・

私もそう思います

常識や理屈や理性だけでは理解できないのが男と女

悪いと分かっていても?

善悪では語れないのも男と女

「何故あの人が好きなんだ?」と言う風に聞かれても、
明確に答えられる人は、
どこかで計算して言っている様な気がします

登山家に、「どうして危険な山に登るのですか?」
と聞いても、
ただ「そこに山があるから」と答える

こんな感じでしょう

理由なんてあるのかなあ?

理由付けしたがるのは日本の悪い癖
後付けが好きなんです


私も若い時に彼女から聞かれたことがあります
とても困りました

「わたしのどこが好きなの?」

「ん~*」???「歩き方とかかなあ?」なんとか?笑

その人の持っている雰囲気や顔が好みなだけ?

理由なんてないのです

「一緒にいたいだけ」と考えるんじゃなくて、
そうしたいという欲求が自然にある様な?
言葉にすると嘘が出てきますからやめておきます


だから百恵さんのお母さんも同じじゃなかったのか?
と思いました

奥さんがいようが、子供がいようが、
好きなものは好きだったのでしょうね

百恵さんのお母さんの親に「責任を持ってキチンとします」
と言ったそうですが、
大抵、男のこんな言葉は逃げです
先送りで凌ごうとしているだけ

男が責任を持つと言うのなら、
直ぐ「行動」をするはずですからね

言われる前にやりますよ

大事な相手がいれば・・・

おそらく百恵さんのお母さんも、
そういうモノを感じて分かっていたと思います

いい加減でルーズな男だとしても、
好きとは、次元が違うことだったのでしょう

他の良いところが沢山あって勝っていたのかも知れません


しかし、親がそんな男の言葉を信用するでしょうか?
私には、そうは思えません
おそらく「医者」という看板が、
親に何も言わせない効力を働かせたのでしょうね
信用できないけど信用させられた

モノを言わせない


私が読んで感じたままの本音で言えば、
百恵さんのお母さんは「医者」の財力を当てにしていた様な感じを受けました*

女性は現実的ですからね?

そうではないと思いたいですけど*


あと世間というものは、ろくでもないと感じました

それは芸能人とはいえ、十代の若い女の子の家族の内側を暴く

知られたくないものを暴露して喜ぶ

人の恥の部分に土足で入り込んで、
それを世間にばらまく

人間は恥を知らん生き物だと思いました




https://youtu.be/FLaC2L3ZMzM?list=RDFLaC2L3ZMzM



この本を読んでいて、
百恵さんの精神的なモノが、
凄く高いものだと再認識しました
二十歳そこそこの人が書ける本ではないと思います

勝手な私の考えですが、
こんな崇高な考えの百恵さんには、
猪木さんの様な方と一緒になって欲しかったなあと思いました

猪木さんの生涯大衆に尽くすという生き方や、
地球の為に私財をつぎ込んでも役に立とうとする考えだから、
家庭や家族を顧みない
でも百恵さんなら黙って賛同し、陰から協力したと思います

内助の功




https://youtu.be/AiYW7U8DPvY


momoeかわいい





https://youtu.be/2Vl09CTx9t0


おれが悪くてイイです




https://youtu.be/MWk42BUlspg


子供の時、よく先生に怒られると
「こわいわ~こわいわ~こわいわ~」
と言って更に叱られていたことを思い出しました!笑


https://youtu.be/emTucd-ELFw








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