優しかったおばさん

昨日、公民館で一緒に働いていたおばさんが亡くなったと聞いた

直ぐに駆けつけたが、もう葬式は身内だけで終わってお骨になっていた

やさしい方だった

つい先月会ったばかりで公民館のことで長話をしていたのに＊


別れ際、「実は、私はガンが全身に回っていて、
もう長くはないの」と教えてくれた


それが最期になった


三十年？四十年以上に渡り公民館でボランティアをしていた

運動会では走り回り、成人式では若者のお世話をして、
講座では手伝ってくれた


優しさが滲み出ている人だった

あっけない死に、呆然としたが仕方がないことです

おばさんは認知症になることもなく、
ちゃんと最後まで生きれた


多分それは、
「人様の為に無償で働く」ということを最後までされたからだと思う

何もすることがなかったら不幸だったかも知れない



こんなイイ人・・・



娘さんから私に会いたがっていた！と聞いて涙が出た＊


「やすゆきさんが、直している家が見てみたい」と娘さんに言って、
ナイショで見に来ていたらしい


残念でたまらない　俺のコーヒーを飲んで欲しかった





https://youtu.be/qPqAM2IaXsM



一人で夜、車に乗っていると


ふっと時が止まった様な空間にいることがある


そんな時、何を想うのだろうか


気が付くと自分の人生を振り返っている


破滅的に生きた後悔の念と、それで良かったという慰め


それを運命というモノに押し込めようとしている自分


死ねば何もかもなくなるさ・・・と我に返る