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生徒が一人だけのスクールがあります

それをありがたく感じる

普通のサッカースクールならないことでしょうね*


昔、クラウドを初めて一年も経たない頃、
私は、多治見市の北丘公園という所で、
一人の子供だけのスクールを、
一年以上続けたことがありました

最初は、一人でどうやって最後のゲームをしようか?
と悩みましたが、
拘りを簡単に捨てられる私ですから、
当たって砕けろ!精神で毎回乗り切っていました

確たる指導の基本がないから?
基礎がないからこそ、
柔軟に対応し、学びながら、
無我夢中で指導していたのだと思います
発想が豊かだったから、
一人でも飽きさせない練習を思いついたのでしょう

そう出来た心は何だったのか?
「全部その子の為に」でした
イイことを言うつもりはサラサラありません
真実
それだけしかなかった
毎回戦いの様なものです
手を抜いたり、こちらの熱意がなくなれば、
その子には直ぐに伝わってしまって、
つまらなくさせたでしょうね*

だから毎回必死でした

大きいのは、その子のお母さんが、
それでも続けさせて下さったことです
「先生に申し訳なくて*でも、うちの子は楽しいから続けたい!
というのでよろしくお願いします」と・・・

この言葉だけで善い方だと分かります

確か看護婦さんが仕事のお母さんだった
練習を見ておられるお母さんだったら、
どうなっていたでしょうか?

運命みたいなものですね


手を変え品を変え


二人とも汗びっしょりで


毎週のサッカーを楽しみにしていると言う子供


頭をフル回転

毎回楽しかったと帰ってゆく後ろ姿


昨日の公園で72歳の男性から声を掛けられた
時々挨拶だけはしていました
突然、
「あなたはイイコーチだ」と

「カネの為にしていないでしょう?そう思って見てた」・・・


「イイ選手出るかなあ?」

「いえ、相手の気持ちが感じられる人になってくれたら良いなあと思ってやってます」

「やっぱりそうか!わはは!」


「この公園で、時々お母さんたちや、お父さんたちが子供たちに、
色んなスポーツを教えている姿を観るけど?
どうかなあ?と思って見てるよ」




膵臓が悪いから歩いていると教えて下さいました


ステッキを両手に持っての散歩


何とか80歳まで頑張りたい
そう言っておられた

「若い時に無茶したせいだ!あはは」


クラウドの一人の生徒の後ろ姿を見ながら

「あの子は幸せな子だと・・・」
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愛知県で活動しているクラウドサッカークラブの運営をしています。
日々の指導の中で感じたことを綴ります。
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