猪木さんの様な「しなやかな」筋肉の体

「しなやかな筋肉」とは、
野生のトラやライオンの様な筋肉です

要は「見せかけの筋肉ではない」ということ

ボディビルが全部悪いわけではないですけど、
本質的には全然違います

どうしてか？

見かけは強そうに見えるが、
戦いには向かない

しなやかな筋肉は、時間がかかるのです
それも長時間に渡って


如何に早く効率的に！
筋肉を大きくするか！
それがボディビルダー

重たい物を？バーベルをより重たく感じさせて？
余計に負荷をかけ、
ゆっくりゆっくり持ち上げ下げを繰り返します

武術や戦いでは、より重い物をどう軽くもちあげられるかなんです

ビルダーは、筋肉をより早く限界点にして、
さらにやることでパンパンにして、
筋肉を大きくしてゆきます

食事のバランスも悪くして！
鳥のささ身しか食べないとか、
プロテインを飲むとか

ビルダーの筋肉は大きいし、一時の力はあるのですが、
直ぐに疲れて力が出なくなる筋肉なのです

パワー頼みの選手は最初は凄いが、
直ぐに落ちてくると猪木さんも言っていました

猪木さんの筋肉は、一時間でも二時間でも力が出せる筋肉です

時間をかけて回数をたくさん行った生活をしてきたからでしょう

あと、無駄な力を使ってないので、
瞬発力があるし、
相手の力を受け流し、
そして、まともに受け止めないから、
相手は力が吸収されて発揮できない

猪木さんは、１４歳から１７歳まで、
コーヒー農園で奴隷の様に毎日働きました
ただの重労働ではない
４０度を超える猛暑の中で

同じ作業の繰り返し

その筋肉が素地となり持続性のある、
しなやかな筋肉となった


私は、１６歳くらいの頃は、
陶器の入った重いキュウス箱（木で作られた箱）
二段を持って運ぶ仕事と、
二十代は、土をスコップで運ぶ仕事！
何時間も行う
それを猛暑の中、溶接と酸素の仕事で鍛えられた

決してバーベルを持っては、やってなかった

だから筋肉に持久力が付いたのだと思います

猪木さんの重労働とはくらべものにはなりませんが、
やり方は似ているように感じます

スクワット１５００回
腕立て伏せ１０００回

今はやれないから、スクワット１００回
　　　　　　　　　腕立て　　１００回
　　　　　　　　　腹筋　　　１００回

常に走れるところは走る！笑

猪木さんは、寝る前にしていたらしい腕立ても、スクワットも
腹筋は丸いローラーが付いたものでやっていたらしいですね

学問も同じだと思いますね＊

小学生の内から「勉強！勉強！」
高校生や大学生の頃には疲れ果て、
そこがゴールになってしまう

働く意欲させ失くす

勉強と働くことは全く違うのです

働くこととは、人間関係を築き上げながら、
一つ一つ経験して、失敗し、
また技術を付けて信頼を少しずつ得て、
仕事の喜びを感じ、幸せな気持ちにさせてくれます

勉強が出来たから、仕事が直ぐに出来るなんてない

働いても、勉強が約に立たず、
失敗すると、乗り越える気力もなく
引きこもりになる

経営者は、口をそろえて言います
今の若い子は使えない！使いづらい！
経営者の方が使うことを怖がっていいる＊

外国人労働者の方が、一生懸命働き、
真面目で、自分たちから意欲的に仕事を覚えようとするから、
一緒に働いていても気持ちがイイと言うのです

何故、ここまで日本は体を動かさない
「学歴」が価値観の一番になってしまったのか？
社会変化もあるのでしょうけど、一番の原因は何か？
と考えてみますと、
私は「女性上位」のせいだと思います
偏見ですが・・・
間違った情報に左右されすぎています

子供が、どこどこの私立に行っている！
子供が、どこどこの大学に合格した！


そんなバカげたことが？親の優越感で最優先
幸せの入り口だと勘違いしている


先ず体が資本です


やりすぎは何でもそうですが、後でリバウンドが来る


幸せの価値観を間違うと不幸になる


外面は良くても、家庭内は暗い

急速に作られたモノは、一見強く見えるが、
壊れだすと脆いのです


猪木さんの筋肉の話をしましたが、
「学問と筋肉」別物のではない
同じことの様に私は思う

子供たちが時々可哀そうに感じるとき

大人は「個性」を重要視しているように嘘を言うが、
本当は違う

イイ高校？イイ大学？

勉強が出来れば全てＯＫ！
親のメンツや満足の為に子供が使われているだけ